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【集客力を高める】ユーザーの検索意図とは?調べ方・考え方も紹介します。

2022/01/31記事作成

SEO対策では”検索意図”の把握が欠かせません。ユーザーの検索意図を踏まえた質の高いコンテンツを作ることで、記事の掲載順位が上がりサイトの集客力がUPします。本記事では、検索意図とは何か?どのように活用するのか詳しく解説します。

 

検索意図とは?

検索意図=検索したユーザーが持つ悩みや満たしたいニーズのことです。例えば「杉並区 ランチ おすすめ」で検索するユーザーは、「杉並区のランチでおすすめの店を知りたい」というニーズを持っています。つまり、何店舗かお店を紹介すれば検索意図を満たせますね。ただ、最終的には『選んだお店に行く』という潜在的なニーズがあるはずです。

したがって「杉並区 ランチ おすすめ」の場合は、お店の紹介だけでなく『アクセス・価格帯・内装』なども記載した方が、ユーザーにとって有益なコンテンツになるのです。

このように潜在ニーズも含めて検索意図を意識することで、よりユーザー満足度の高いコンテンツを作れるようになります。

 

検索意図の重要性

検索意図とは何か、おおむね理解できたかと思います。ただ「検索意図を意識すれば、本当にSEOの評価が上がるのか?」と、疑問に感じていませんか?

検索意図を満たすとSEO評価が上がる理由。それは、Googleがコンテンツを評価する際の基準である「Googleが掲げる10の事実」と深く関係しています。以下が「Googleが掲げる10の事実」の一部抜粋です。

 

1.ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。

Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えています。新しいウェブブラウザを開発するときも、トップページの外観に手を加えるときも、Google 内部の目標や収益ではなく、ユーザーを最も重視してきました。Google のトップページはインターフェースが明快で、ページは瞬時に読み込まれます。金銭と引き換えに検索結果の順位を操作することは一切ありません。広告は、広告であることを明記したうえで、関連性の高い情報を邪魔にならない形で提示します。新しいツールやアプリケーションを開発するときも、もっと違う作りならよかったのに、という思いをユーザーに抱かせない、完成度の高いデザインを目指しています。


要するにユーザーに焦点を当てて、優れた検索体験を提供することがGoogleの方針です。つまり、『検索意図を満たすコンテンツ=Googleの方針に沿ったコンテンツ』であるため、高く評価されるのです。

 

4種類の検索意図

検索意図は大きく4つに分類可能です。この章では、どんな検索意図に分類できるのかを紹介します。

※クエリ=検索キーワードのことです。

 

knowクエリ

『何かを知りたい』ときに、検索するキーワードです。具体的には以下のようなクエリが挙げられます。

「コンテンツSEOとは」

「アメリカ大統領 歴代」

「リンゴ 栄養」

 

goクエリ

『どこかに行きたい』ときに、検索するキーワードです。(どこかのWebサイトに行きたい、という検索意図もgoクエリに該当します。)具体的には以下のようなクエリが挙げられます。

「株式会社イツザイ 最寄り駅」

「都内 夜ごはん」

「ネットフリックス ログイン」

 

doクエリ

『何かをしたい』ときに検索するキーワードです。具体的には以下のようなクエリが挙げられます。

「茶碗蒸し 作り方」

「サイト制作 依頼」

「ダイエット やり方」

 

buyクエリ

『何かを買いたい』ときに検索するキーワード。具体的には以下のようなクエリが挙げられます。

「マスク 通販」

「プレゼント 女性 20代」

「グルコサミン 口コミ」

 

検索意図の調べ方3つ

この章では、検索意図の調べ方を3つ紹介します。

 

上位記事で共通している情報から推測する

上位記事=Googleからの評価が高いコンテンツ。つまり、上位記事に含まれている内容は、ユーザーの検索意図を満たしているコンテンツということです。つまり、上位記事に共通している情報を確認することで、ユーザーの検索意図を推測可能なのです。

例えば、「アンチエイジング 食べ物」で検索すると、スーパーで買える食べ物・おすすめのレシピなどの情報が共通しています。つまりユーザーは「自宅で簡単に、料理に取り入れながら、アンチエイジングしたい」というニーズがあると予測できますね。

 

サジェストキーワードを見る

サジェストキーワードとは、キーワードを検索窓に打ち込んだ時に表示される『候補キーワード』のことです。『サジェストキーワード=あるキーワードに関連して、他によく検索されているキーワード』なので、この中から検索意図を調べる方法も有効です。

例えば、アンチエイジングだと『アンチエイジング 分かりやすく』というキーワードが見受けられます。このキーワードは『興味はあるものの、全くその領域の知識がないユーザーが検索している』と推測できるため、基本的な内容を丁寧に解説すると、検索意図を満たせる可能性があります。

 

Q&Aサイトを参考にする

Yahoo!知恵袋、教えてgooなどの質問サイトで検索意図を調べる方法もあります。質問サイトは『実際に、困っている人が悩みを打ち明けているサイト』なので、ユーザーの生の声から検索意図を拾うことができます。

 

上位コンテンツに含まれている内容を網羅したうえで、検索意図を満たすために必要な+aの情報を追加することで、より有益なコンテンツを制作可能です。ぜひ検索意図を調べて、評価されやすいコンテンツを作ってみてください。

 

※検索意図を調べる前に注意すべきこと

検索意図を調べる前に、『そのキーワードは見込み顧客が検索するか?』という点に注意してください。どんなに良質なコンテンツを作っても、見込み顧客が検索しないキーワードで対策していては、商品・サービスが売れないからです。

例えば、新築住宅を売りたいのに「住宅 補修」で対策しても、集客できるユーザーは『既に家を持っている層』ですよね。検索意図を満たしたコンテンツを作る前に、キーワードを慎重に選びましょう。

キーワード選定のコツ・手順に関する記事はコチラ。
https://content-marketing.link/2021/10/29/seo-keyword-selection/

【まとめ】

本記事では4つの検索意図、検索意図の重要性、検索意図の調べ方について、詳しく解説しました。ぜひ検索意図のリサーチを欠かさず行い、ユーザー満足度の高いコンテンツを制作してみてください。検索順位が上がり、さらにサイトの集客力が高まるはずです。