コンテンツマーケティング

【0から分かる】コンテンツSEOの具体的な11の手順を徹底解説!

2021/11/18コンテンツマーケティング

コンテンツSEOとはユーザーにとって価値のある情報を継続的に提供することで、ユーザーの興味・関心を惹きつけ、最終的に商品を購入してもらうマーケティング手法のこと。Web広告規制などが厳しくなる中で、コンテンツSEOに取り組もうとお考えではないですか?

本記事ではコンテンツSEOの具体的な11の手順・進め方を解説します。記事の実践ステップを参考にコンテンツSEOに取り組んでみてはいかがでしょうか。

 

そもそもコンテンツSEOとは何か?

そもそも、コンテンツSEOとは何かご存じでしょうか?コンテンツSEO=ユーザーニーズを満たす良質なコンテンツを制作することで、検索エンジンから集客をする施策です。例えば「肩こり ひどい」で検索すると、とある漢方の企業が肩こりの解消法を紹介しています。そして最後に肩こりに効く『漢方』を自然な流れで紹介しています。このように『有益な情報で上位表示を獲得→自然な流れで商品をPR』という集客施策がコンテンツSEOです。

 

記事コンテンツを活用して集客を行う「コンテンツSEO」の実行フローとは?

 

コンテンツSEOの実行フロー⑴ターゲット像の決定

どんなターゲットを集客するのか、要素を言語化していきます。商品・サービスを購入してくれる見込み顧客の人物像を決めることで、見込み顧客が持つ悩みや興味関心を想像しやすくなるため、重要度が最も高いステップです。

まずは年齢・性別・仕事内容・悩みなどを洗い出してみましょう。また、これまでの顧客データがあれば、実際の顧客を参考にすることで精度の高いターゲット像を設定可能です。

 

コンテンツSEOの実行フロー⑵対策キーワードの選定

ターゲット像をもとに、上位表示を狙うキーワードを決定します。このステップでターゲットの悩み・興味関心から外れたキーワードを選定すると、見込み顧客は集められないので注意です。

例えば「一人暮らし用の部屋を探している20代男性」というターゲットに対して、「新築住宅 選び方」というキーワードでコンテンツを制作しても、見向きもされません。

見込み顧客の集客に効果的なキーワードを、ターゲット像から想像するのが重要です。まずは自社サービスで解消できる悩みの中から、ターゲットが抱えそうな悩みに関するキーワードで対策しましょう。

 

コンテンツSEOの実行フロー⑶競合調査

選定したキーワードで上位表示を目指すためには、コンテンツSEOに取り組んでいる競合他社の存在も無視できません。そこで、実際に対策したいキーワードで検索してみて、競合他社がどんな情報を提供しているのかリサーチが必要です。

競合他社が提供している情報を参考にしつつ、独自の情報を追加してより良いコンテンツを発信することで上位表示が可能になり、ターゲットが流入しやすくなります。自社で対策したいキーワードを見つけたら、実際に検索してどんな情報が出てくるかリサーチしてみましょう。

 

コンテンツSEOの実行フロー⑷ユーザーニーズの深掘り

なぜユーザーがその対策キーワードで検索したのか、その結果どのような情報を求めているのか、などを競合調査で得た情報を根拠にしながら仮説を立てていきます。

例えば「一人暮らし 費用 最低」というキーワードで検索すると、初期費用、仲介手数料など最低限かかる費用の情報だけでなく、安く済ませるコツも紹介されている記事が検索上位に出てきます。
つまり「一人暮らし 費用 最低」で検索するユーザーは「なるべく安く、一人暮らしを始めたい」といった潜在的なニーズを抱えていると仮説を立てられますね。

このように対策キーワードでヒットした情報から、ユーザーの検索意図を深堀りしてみてください。

 

コンテンツSEOの実行フロー⑸ユーザーにとっての最高のゴールを想定

コンテンツを読んだ後に、ユーザーがどのような状態になっているとニーズを満たせたと言えるのか?ユーザーにとっての最高のゴールは何か?を考えましょう。

例えば「一人暮らし 費用 最低」で検索するユーザーなら、「費用をなるべく安く抑えて、金銭的にゆとりのある一人暮らしをすること」というゴールが設定できます。
ゴールを設定したら、そのゴールに向けて必要な情報を整理しましょう。
「一人暮らし 費用 最低」というキーワードなら、初期費用を安く抑えるコツの他に、分割払いについて教えてあげると、ユーザーがゴールに近づけそうですね。

必要な情報を漏れなく提供するためにも、ユーザーにとっての最高のゴールを設定しましょう。

 

コンテンツSEOの実行フロー⑹記事構成の決定

ターゲットユーザー、対策KW、競合調査、ニーズを満たすために必要な情報を、最も効果的に伝わる構成に落とし込んでいきます。

一人暮らし 費用 最低」であれば、①まずは必要な費用の内訳②次に最低費用のシミュレーション③最後に安く済ませるコツという構成が考えられます。この構成にすると、支払う費用が具体的に想像できたうえで費用を安く抑えるコツを伝えられるので、一人暮らしの費用を知らないユーザーにとって有益なコンテンツになりそうですよね。

コンテンツを読むユーザーがどのタイミングで、どの情報を知りたいかイメージして記事構成を決定しましょう。

 

コンテンツSEOの実行フロー⑺執筆

実際に本文を書いていきます。執筆するとき、常に読み手の存在を意識することが「読みやすい」本文を書くポイントです。

例えば、初心者のユーザーに向けて記事を作るとします。初心者のユーザーなので「簡単な言葉で、基礎知識から情報を得たい」と考えているはずですよね。それにも関わらず、専門用語ばかり並べて難しい情報を提供すると、そのユーザーにとっては非常に読みづらく、せっかくサイトを訪問してくれたユーザーが離脱してしまいます。

どんな言葉づかいで、どんな情報を届けるのか、常に読み手を意識することが重要です。

 

コンテンツSEOの実行フロー⑻原稿の編集

原稿が完成したら記事構成に沿って作成されているか、文章の言い回しに問題はないか、情報は正確であるか、など確認します。確認して問題があれば、修正を行って再度確認してください。

また画像を差し込む場合、画像は見やすいサイズになっているか、画質は粗くないか、というように細部までこだわるとよりユーザーに好印象を与えられますね。

 

コンテンツSEOの実行フロー⑼記事の公開

いよいよ記事の公開です。原稿を差し込んで記事を公開しましょう。タイトルとパーマリンクの設定も忘れずに行ってください。

記事を公開後は「Google Search Console」でインデックスのリクエストをしましょう。この作業をしないと、せっかく制作した記事がGoogleに認識されず、検索してもヒットしない状態になってしまいます。
インデックスは基本的に1日程度で完了しますが、数日から数週間かかる場合もあるので焦らず待ちましょう。インデックスされたら、検索エンジンでしっかり表示されるか確認しましょう。

インデックスのリクエスト方法はったの2ステップです。以下に記載しておきます。

①登録したい記事のサイトURLを赤枠に入力する。

②インデックス登録をリクエストをクリックする。

 

コンテンツSEOの実行フロー⑽分析・効果測定

公開して終わり、ではなく公開後の反応を分析ツールを用いて確認します。

記事はユーザーに読まれているか?問い合わせの増加に繋がっているのか?といったことを数値の変動から分析・効果測定をしていきます。もし結果が芳しくない場合は、原因を突き止めて記事の改善をしていきましょう。

 

コンテンツSEOの実行フロー⑾新たな記事制作の継続/リライトの実施/リニューアル実行

分析、効果測定の結果に基づいて改善施策を行いましょう。主に新たな記事の制作・リライトの実施・サイト自体のリニューアルが改善施策として考えられます。分析・効果測定の結果をもとに、サイト改善のヒントを探り、効果的な施策を実施することが重要です。このPDCAを着実に重ねていくことでコンテンツSEOの成果をあげることができます。

リライトの実施に関してはコチラの記事で紹介しています。是非、参考にしてください。

https://content-marketing.link/2021/09/29/how-to-rewrite-contents/

 

まとめ

今回はWebからブログ記事で集客を行う、「コンテンツSEO」の実践ステップを細かく分けて解説しました。「Webから集客したいが手順が分からない」とお悩みであれば、本記事の手順を参考にコンテンツSEOに取り組んでみてはいかがでしょうか。手順通り進めるだけで、Webから集客できるようになるはずです。